鹿児島県は２２日、新たに３３０人の新型コロナウイルス感染者と１人の死亡を確認したと発表した。入院患者の減少を受け、７段階の病床確保フェーズを下から３番目の「一般３」に１段階引き下げた。

　亡くなったのは入院していた９０歳以上の女性で、死因は新型コロナ。死者の累計は８６３人になった。

　医療圏別の新規感染者は鹿児島１３７人、姶良・伊佐６４人、南薩５３人、出水２４人、曽於１６人、肝属１５人、川薩１４人、奄美４人、熊毛３人。年代別は１０歳未満の５６人が最多で、４０代５２人、３０代４２人と続いた。１７人はフォローアップセンターで感染が確定した。

　累計感染者は４３万７０６８人になった。病床使用率は２４％で前日より２．７ポイント低下した。