直径1.5メートルの鉄球、正体は「外来種」 1年以上前から?徳之島でも確認

 2023/03/01 22:14
鉄球を確認し、その大きさに驚く徳之島町職員=1日、同町亀津の海岸
鉄球を確認し、その大きさに驚く徳之島町職員=1日、同町亀津の海岸
 1日、鹿児島県徳之島町亀津の海岸に直径約1.5メートルの鉄球があるのを町職員が確認した。2月中旬に静岡県の海岸で見つかったものと同種とみられる。

 場所は、波が削ってできた穴あきの岩「海食洞」の中。満潮時に運ばれて来たとみられ、大量のペットボトルやプラスチック製のブイなどもたまっていた。町が住民から聞いた話では、少なくとも1年以上前からあった。

 とくのしま漁協組合長の徳田進さん(57)によると、鉄球の正体は「パヤオ」と呼ばれる魚礁のブイ。台風でよく流されるという。ただ徳之島では使用しておらず、「外来種」とか。