鹿児島県の公立高入試 初日 8746人受験

 2023/03/03 13:26
(資料写真)試験初日の2日、開始を静かに待つ受験生=鹿児島市の鹿児島中央高校(画像は一部加工しています)
(資料写真)試験初日の2日、開始を静かに待つ受験生=鹿児島市の鹿児島中央高校(画像は一部加工しています)
 鹿児島県内の2023年度公立高校入学者選抜学力検査が2日、全日制と定時制の計70校で始まった。出願者9059人のうち8746人が受験した。受験者は平成以降で過去最低だった21年度の8805人を下回った。学力検査定員1万1172人に対する倍率は0.78倍。新型コロナウイルス関連(感染者、濃厚接触者など)の欠席は11人だった。3日まで。

 2日は国語、理科、英語があった。県教育委員会によるとトラブルはなかった。

 382人が受検した鹿児島中央高校(鹿児島市)では、マスク姿の受験生らが真剣な面持ちで試験に臨んだ。各会場は、手指消毒や換気などコロナ対策を実施。無症状濃厚接触者のために別室を用意した。コロナ関連の欠席者のため、13日に追試験を実施する。3日正午までに申し込む。

 最終日の3日は社会、数学がある。本試験、追試験とも受けられない場合、中学校の調査書など書類だけによる選考も可能。合格発表は15日午前11時以降、各校で行う。