JACの親子機長 父が長男を副操縦士に最終フライト 鹿児島-奄美大島を往復 「最初で最後、人生の区切りに」 客室には家族も
2023/03/05 21:02

最終フライト後、機体の前で記念撮影する河野秀之さん(左)と翔さん=霧島市溝辺の鹿児島空港
4日午前、鹿児島-奄美大島を往復した。機内には秀之さんの母や妻など家族も乗り込み、親子の操縦に感慨深い様子だった。
鹿児島空港に着陸すると、同僚が「45年間、長きに渡りありがとうございました!」と印字した横断幕を掲げて迎えた。秀之さんは飛行記録を書き終えると、翔さんとグータッチを交わして喜び合った。
「快適なフライトにできた。隣に座った息子を頼もしく思った」と秀之さん。翔さんは「周囲の人に常に感謝する姿勢を受け継ぎたい」と話した。
秀之さんは東京都出身。航空大学校を卒業し、1977年に東亜国内航空(現日本航空)に入社した。JACに出向した2010年、機長になった。総飛行時間は1万8557時間。
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