年間1000万円 命名権売ります 鹿児島市、公園に初めて導入

 2023/03/12 21:00
 鹿児島市は、健康の森公園(犬迫町)とふれあいスポーツランド(中山町)に、有償で愛称をつける「ネーミングライツ」(命名権)を導入する。市が運営する公園では初めて。

 市管財課によると、年間来場者が多く、高い広告効果が見込めるため新たに都市公園での募集を決めた。2022年度には両施設をサッカーJ2清水エスパルスやいわきFCなどがキャンプで利用しており、県内外への発信効果が期待できる。

 希望する命名権料は年間1000万円で、期間は3年以上。22日から5月26日まで応募を受け付け、庁内の委員会で審査後、8月にも命名権者を決める。愛称が使用されるのは、24年1月からの見通し。

 健康の森公園は1992年開園、面積33万6632平方メートルで、来場者は2021年度で68万人。ふれあいスポーツランドは04年開園、面積39万9600平方メートルで、111万人。