鹿児島県は１４日、新たに１６５人の新型コロナウイルス感染者と２人の死亡を確認したと発表した。直近１週間（８～１４日）の新規感染者は９６７人で昨年１月１７日以来、１年２カ月ぶりに千人を下回った。前週比は０．８７倍と減少傾向は続く。

　亡くなった２人のうち１人は、鹿児島市の自宅で療養していた９０代以上の男性。死因はコロナ以外だった。もう１人の年代や死因は遺族の意向で非公表。

　医療圏別の感染者は鹿児島６０人、川薩３７人、南薩２６人、姶良・伊佐２２人、出水１１人、肝属５人、熊毛３人、曽於１人。年代別は１０代の３０人が最も多く、４０代２５人、３０代２０人と続いた。９人はフォローアップセンターで感染が確定した。

　累計感染者は４４万１９９人になった。病床使用率は１５．４％で前日から０．７ポイント低下した。