JALが品川の本社でマルシェ開く。その名も「ジャルシェ」…鹿児島の特産品求めにぎわう

 2023/03/15 10:38
県内5市の特産品が並びにぎわう会場=14日、東京都品川区
県内5市の特産品が並びにぎわう会場=14日、東京都品川区
 日本航空(JAL)は14日、鹿児島県内5市の特産品を販売する「鹿児島ジャルシェ」を東京都品川区のJAL本社で開いた。焼酎、農産物など約30種類が並び、ビルで働く社員らでにぎわった。15日まで。

 首都圏での魅力発信や販路拡大を目指し初開催。コロナ禍を機にJAL社員が出向したり連携協定を結んだりしている出水、霧島、南さつま、西之表、垂水市の特産品を集めた。トマトや漬物など試食もそろえ、南さつまの本坊輝雄市長ら首長も地元をPRした。

 出水のサワーポメロを買ったJAL旅客販売推進部の丸山浩平さん(39)は「鹿児島は何度か訪れているが、まだまだ知らない特産品があると分かった」。JALから西之表に出向中の後藤保彦さん(47)は「安納芋をはじめ地元の魅力を外からの目線で掘り起こし売り込んでいきたい」と話した。