ボランティアでこつこつ15年間手入れ 国道沿いの花壇が春らんまん 鹿児島市

 2023/03/17 15:44
色鮮やかな花々が道行く人たちの目を楽しませる“癒やしの花壇”=16日午後、鹿児島市喜入町
色鮮やかな花々が道行く人たちの目を楽しませる“癒やしの花壇”=16日午後、鹿児島市喜入町
 鹿児島市喜入町の国道226号沿いで、地元有志が育てる季節の花々が見頃を迎えている。花壇にはツルコザクラやノースポール、金魚草など6種類約500本が植えられ、道行く人々の目を楽しませている。

 旧市もとまち集落の65~82歳の15人でつくる旧市花壇ボランティアが、15年前から手入れする。「信号待ちの車の運転手や住民らの癒やしになればうれしい」と、苗植えや水やり、草取りなどに精を出している。

 まとめ役の加治佐ミチ子さん(75)は「ツルコザクラは積雪にも負けず咲いてくれた。きれい、楽しみ、元気が出るなどの声を聞くと気合が入る」と笑顔を見せた。