ゴリラだけどゴリラじゃない…徳之島で話題のTシャツ、描かれているのは地元でなじみの風景

 2023/03/19 15:00
迷彩のゴリラ・ロック・Tシャツを手に「徳之島を楽しんだ帰りにお立ち寄りください」と話す店員の張佩儀さん=徳之島町亀津の「カフェ・ブルー」
迷彩のゴリラ・ロック・Tシャツを手に「徳之島を楽しんだ帰りにお立ち寄りください」と話す店員の張佩儀さん=徳之島町亀津の「カフェ・ブルー」
 3月後半に入って気温が上がり、南の島々では日中汗ばむようになった。街や海、森で早くも半袖姿をちらほらと見かける。個性あふれるご当地Tシャツを紹介する。

 鹿児島県徳之島町亀津の海岸にある通称「ゴリラ岩」をユニークに描いた「ゴリラ・ロック・Tシャツ」(3800円)が島民の普段着や観光客の土産品として人気だ。同町で飲食店を経営する資村貴洋さん(47)尚美さん(49)夫婦が手がけた。

 徳之島の方言で「ありがとう」を意味する「おぼらだれん、おぼらだーに」が由来の「OBORA」シリーズの1品。2012年に「島ゆかりのデザインで、自分たちが着たくなるようなTシャツがほしい」と展開し始めた。

 男女双方から受け入れられるよう商品のモチーフは夫婦で相談して決め、デザインは貴洋さんが担当。同町役場近くの「カフェ・ブルー」の店内や、OBORAのフェイスブックページで販売する。

 貴洋さんは「(OBORAの)ロゴ入りなので、感謝を伝えたい人への贈り物としてもどうぞ」と話す。

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