出港後エンジン故障、泳いで岸に戻ろうとした男性死亡 与論

 2023/03/20 11:17
 19日午後0時50分ごろ、鹿児島県与論町立長の兼母(かねぼ)海岸沖で、同町の自営業男性(68)がうつぶせで沈んでいるのを捜索していた消防隊員が発見した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。

 奄美海上保安部によると、男性は午前10時半すぎ、所有する小型船の試運転で知人男性と与論港を出港。エンジンが故障したため、別の船を取りに戻ろうと、泳いで海岸を目指したという。途中で行方が分からなくなり、同乗者を介して妻が119番した。同保安部が死因などを調べている。