「鹿児島は維新発祥の地。自民1強を切り崩す」 日本維新の会・馬場代表、県議選での初議席獲得に意欲

 2023/03/21 10:51
県議選での議席獲得に意欲を示す日本維新の会の馬場伸幸代表=20日、南日本新聞会館
県議選での議席獲得に意欲を示す日本維新の会の馬場伸幸代表=20日、南日本新聞会館
 日本維新の会の馬場伸幸代表は20日、公認候補を擁立する鹿児島県議選(31日告示、4月9日投開票)について「党の盛衰に影響する重要な戦い。選挙戦を通じて維新スピリッツを伝え、勢力を拡大していきたい」と述べ、初の議席獲得へ意欲を示した。

 全国キャラバンの一環で、2022年8月の党代表就任後、初めて鹿児島入りし、南日本新聞の取材に応じた。

 維新の会は次期衆院選での野党第1党を目指し、今回の統一地方選で、所属地方議員を現在の約400人から600人以上に増やす目標を掲げる。鹿児島県内では県議選の鹿児島市・鹿児島郡区で新人を公認した。

 馬場氏は、昨夏の参院選での県内比例得票率8.9%に触れ、「鹿児島は(明治)維新発祥の地で受け入れてもらえる素地がある。大阪で身を切る改革を有言実行してきた実績を有権者に伝え、県議会の“自民1強”を切り崩したい」と語った。

 20日午後には、鹿児島市のJR鹿児島中央駅前で街頭演説も行った。