鳥インフル 埋却地から漏れた液体でため池汚染 「米作り休まざるを得ない」地元は補償要求 鹿児島県「水質問題ない」と説明

 2023/03/25 10:03
鳥インフルエンザ殺処分埋却地からの液体漏出問題で住民に説明する県畜産課担当者ら=24日、出水市野田
鳥インフルエンザ殺処分埋却地からの液体漏出問題で住民に説明する県畜産課担当者ら=24日、出水市野田
 鹿児島県出水市野田の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの殺処分埋却地から近くのため池に液体が漏出した問題で、県は24日、住民向け説明会を開いた。住民側は「ため池の水は農業用水にも使われており、米作りを休まざるを得ない」と補償を要求。「水質に問題ない」とする県との話し合いは平行線をたどった。

 説明会では、県畜産課が農業用水の水質検査結果について「窒素濃度が高いが、農作物の栽培に支障はない」と説明。その上で「(殺処分した鶏などの)埋め替えは準備が整い次第、早急に実施する。ため池や周辺河川も洗浄する」とした。

 説明会は17日に続き4回目。