鹿児島県ふるさと納税 寄付の対象に県立短大を追加 「母校応援プロジェクト」、4月1日から

 2023/03/28 11:35
 鹿児島県はかごしま応援寄付金(ふるさと納税)の使途に、鹿児島市の県立短期大学(県短)の応援プロジェクトを追加した。4月1日から寄付を受け付ける。

 魅力ある短大づくりに向けた県短からの提案を受けて創設した。主な活用対象は、教育設備の改善や学生の海外留学支援、地域貢献に資する研究支援など、時代に対応した4事業。寄付の状況を踏まえ、原則寄付を受けた翌年度に活用する予定だ。返礼品はない。

 ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」から直接申し込めるほか、県ホームページなどで申込書を入手できる。学事法制課は「人材の育成、定着に貢献する県短の魅力を高めるため、応援してほしい」としている。

 県は2019年度に県立の高校、特別支援学校を対象にした「母校応援プロジェクト」を創設している。県によると、22年度は57校が対象で、1月末までに408万7000円が寄せられている。