鹿児島市教育委員会は２７日、桜島地区に新設する義務教育学校について校名募集の結果を公表した。３７２件の応募があり、最も多かったのは桜島小中学校の１６件、次いで桜島マグマ学園の６件だった。整備検討委員会での絞り込みなどを経て１０月に発表する。

　桜島公民館で同日開いた検討委で概要を説明した。校名募集は昨年１２月末～今年２月末に行った。応募総数３７２件のうち、有効は３５１件で、「１人が複数応募」など無効は２１件。応募者の居住地は桜島地域７２、同地域を除く市内２５２など。類似名称を含めたキーワード別では、桜島小中学校、マグマのほかに火の島、桜岳などが挙がった。

　検討委では４月と５月の２段階で絞り込み、地域への情報提供後、８月に最終候補を選定。９月の市教委定例会で校名を決定する。

　義務教育学校は島内の全８小中学校を９年制学校に統合し、２０２６年４月に開校する。