「新婚さん、3世代世帯いらっしゃい」県営住宅の入居対象を拡大 鹿児島県、子育て支援策

 2023/03/31 14:30
【資料写真】県営住宅=鹿児島市
【資料写真】県営住宅=鹿児島市
 鹿児島県は30日、県営住宅に入居できる世帯対象を4月1日から拡大すると発表した。(1)婚姻から3年以内の新婚世帯(2)婚約世帯(3)3世代世帯-を加える。子育て支援の一環で、出産を希望する新婚世帯や両親と暮らしているひとり親世帯などの負担軽減が狙い。3月29日付で関係条例の施行規則を改正した。

 県住宅政策室によると、新婚世帯などはこれまで子どもが生まれた後でなければ入居できなかった。事実婚のほか、出産予定のない新婚・婚姻世帯も対象とする。

 このほか、子育て世代向けの松陽台第2団地の入居要件も緩和し、入居期限を末子が18歳になる年度の末日まで延長可能とする。現在は末子が中学を卒業する年度の末日までとなっており、地域住民から延期を求める声が上がっていた。

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