新発売の「まぐろ最中」赤身は甘い… 「マグロのまち」いちき串木野の菓子店と飲食店が開発

 2023/04/01 15:00
「海鮮まぐろ家」で販売する「まぐろ最中」(右)=いちき串木野市上名
「海鮮まぐろ家」で販売する「まぐろ最中」(右)=いちき串木野市上名
 「マグロのまち」を掲げる鹿児島県いちき串木野市の飲食店「海鮮まぐろ家」と菓子店「菊屋」がタッグを組み、「まぐろ最中」の新商品を開発した。4月1日から海鮮まぐろ家で販売する。

 近隣店の縁から、まぐろ家の諏訪田克浩支配人(54)と、菊屋の宮内淳次社長(36)がアイデアを出し合った。「串木野まぐろ大使」を務める竹原勇輝さん(43)も協力した。

 元々、菊屋の商品だった小豆あん入りのまぐろ最中をアレンジ。マグロの形の皮はそのままに、中のこしあんを桜葉抽出液で着色して「赤身」に似せた。冷凍マグロのように冷凍で販売。10分ほど解凍して食べるのがお薦めという。

 1個198円。差し色が従来の青から赤に変わった包装が目印で、まぐろ家を運営する「串木野市漁業協同組合」のロゴを入れる。市のふるさと納税返礼品にも加わる予定。宮内社長は「市花の桜をイメージした香りも楽しんで」とPRする。