鹿児島ユナイテッド、3600万円の赤字 大手スポンサーの撤退響く 2022シーズン サッカーJ3

 2023/05/24 11:33
鹿児島ユナイテッドを応援するサポーター(資料写真)
鹿児島ユナイテッドを応援するサポーター(資料写真)
 サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島U)は23日、鹿児島市の西原商会本社ビルで定例会見を開き、2022シーズンの決算を発表した。大手スポンサーの撤退や試合関連経費の増加などが影響し、当期純利益はマイナス3600万円だった。赤字は2季ぶり。

 試合数や選手への勝利給増加などで支出が増えた。前期は2200万円あった移籍金収入がゼロだったことも赤字に影響した。クラブは1月30日付で総額1億269万円の増資手続きをしており、純資産は6600万円増の7800万円。徳重剛代表は、安定したクラブ経営の基盤ができているとし「赤字は悲観することではない」と話した。

 自社オリジナルユニホームなどの物販収入は1億2600万円、ファンクラブ収入は7000万円と好調。売上高は6700万円増の7億5900万円だった。