昭和の名車や希少車が集うオールドカーフェスタが２１日、鹿児島県南大隅町根占川南のみなと公園であった。県内外の愛好家から自慢の愛車約１４０台のエントリーがあり、３０００人以上の来場者でにぎわった。

　町観光交流物産館「なんたん市場」が主催し、初めて開いた。会場では、３０年以上前に製造されたダットサンやセドリックなどの名車が並び、写真を撮ったり、愛好家とファンが話し込んだりして盛り上がっていた。

　車好きという志布志市の城南保育園年長、川上永遠ちゃんは「全部格好良かった。いつか運転してみたい」と話した。

　ステージやマルシェも人気で、なんたん市場の下田裕一館長（５５）は「予想以上の来場者で、ねじめドラゴンボートフェスティバルの全盛期にように大盛況だった。来年も続け、町を挙げてのイベントにしていきたい」と語った。