台風2号、ゆっくり北上 奄美の沿岸海域は1日から大しけ

 2023/05/29 23:28
 大型で非常に強い台風2号は29日、フィリピンの東を北西に進んだ。今後、沖縄の南を北西に進むとみられ、奄美地方の沿岸海域は6月1日ごろから、うねりを伴った大しけとなる見込み。鹿児島地方気象台は、うねりを伴った高波に警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、台風2号は29日午後9時現在、フィリピンの東をゆっくりした速さで北北西に進んだ。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。

 6月3日午後9時には、奄美本島の南東の海域を中心とする半径370キロの予報円に進み、中心気圧は985ヘクトパスカルとなる見込み。