【台風2号】沖縄の南をゆっくり北西に進む 1日から3日ごろ接近か 奄美も1日から大しけ予想

 2023/05/30 11:14
 大型で強い台風2号は30日午前、沖縄の南の海上を北寄りに進んだ。6月1日から3日ごろにかけ沖縄に接近、鹿児島県奄美地方の沿岸海域は6月1日ごろからうねりを伴った大しけとなる見込み。鹿児島地方気象台は、うねりを伴った高波に警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、台風2号は30日午前9時現在、沖縄の南の海上をゆっくりした速度で北西に進んでいる。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心の南東側220キロ以内と北西側150キロ以内では風速25メートル以上の暴風域となっている。

 3日午前9時には、南大東島近海を中心とする半径260キロの予報円に進み、中心気圧980ヘクトパスカルとなる見通し。