「今こそ核のない世界を」 護憲団体などが非核・平和行進をスタート 鹿児島市

 2023/06/07 11:45
県庁前であった集会=6日、鹿児島市鴨池新町
県庁前であった集会=6日、鹿児島市鴨池新町
 鹿児島県内の自治体や議会へ8月6、9日の黙とうや被ばく2世への支援を要請し核のない世界を訴える「非核・平和行進」が6日、鹿児島市をスタートした。県庁前で集会があり、鹿児島ブロック護憲平和フォーラムに加わる労組青年部、女性部員ら約40人が参加した。

 運動は8月に長崎県で開かれる原水爆禁止世界大会に先立ち行われる。集会では例年実施する自転車パレードが天候不良により中止となったが、野村大志実行委員長がロシアによるウクライナ侵攻などを挙げ「今こそ核兵器のない世界の実現に向け、被ばく国日本の果たす役割がある」と訴えた。

 6日は、塩田康一県知事や県議会議長宛に要請文を提出。原水爆禁止鹿児島県民会議や被爆者団体が7月いっぱい、県内の各自治体を回る。