鹿児島県内で７月２９日～８月４日に開かれる全国高校総合文化祭（総文祭）の５０日前イベントが１０日、鹿児島市のセンテラススクエアであった。虹をイメージした応援メッセージ作品がお披露目され、生徒実行委員が大会をＰＲした。

　４月の１００日前イベントなどで７色の紙に書かれた約４００枚のメッセージを虹の形に仕上げた。「思いをぶつけろ」「輝け高校生」といった激励や「和太鼓頑張ります」といった意気込みが並び、センテラス天文館１５階に展示される。

　総文祭は都道府県持ち回りで行われ、鹿児島は全国１巡目の最後。虹色は今大会のテーマカラーで、大会の歴史や、全国から集う高校生の個性を表す大会にしたいという思いが込められている。

　メッセージ作品に携わった大城深結さん（鹿島学園薩摩川内キャンパス３年）は「遠くから見ても虹がきれいで頑張ったかいがある。県民が一緒になって総文祭を盛り上げたい」と話した。