〈夏の甲子園〉神村ナイン、おみやげは「初の4強」 母校300人「おかえり」 今岡歩夢主将「多くの出迎え 幸せ者」

 2023/08/23 11:31
生徒らと記念撮影する神村学園ナイン=いちき串木野市の同学園
生徒らと記念撮影する神村学園ナイン=いちき串木野市の同学園
 第105回全国高校野球選手権大会で活躍した神村学園ナインが22日夜、鹿児島県いちき串木野市の同学園に戻った。学校として初めて、鹿児島県勢として17年ぶりに4強入りを果たした選手らを、大勢の生徒や市民らが盛大な拍手で出迎えた。

 「甲子園ベスト4 感動をありがとう」と書かれたボードを持つ生徒ら約300人が、凱旋(がいせん)を待った。選手がバスから降りると「ナイスゲーム」の声が飛び交い、大勢がスマートフォンで撮影。神村慎二理事長は「神村らしい泥臭い野球を展開し、最高の結果を出してくれた」とねぎらった。

 小田大介監督は「たくさんの応援に元気や勇気をもらい、甲子園で思う存分力を発揮できた」。今岡歩夢主将は「県代表のプライドを持って戦った。多くの人に出迎えてもらい、幸せ者だと感じた」と感謝した。

 男子サッカー部3年の髙橋修斗さんは「同じ学校の仲間が頑張ってくれた。自分たちも日本一という結果を目指したい」と刺激を受けた様子だった。

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