東九州自動車道 国分-隼人東間にスマートIC新設へ

 2023/09/09 11:17
 国土交通省は8日、鹿児島県霧島市の東九州自動車道国分インターチェンジ(IC)-隼人東ICにスマートインターチェンジ(スマートIC)を新設する事業許可をしたと発表した。県内では、九州自動車道桜島サービスエリアへの接続に次いで2例目。

 スマートICは自動料金収受システム(ETC)搭載車両専用。料金徴収員が不要で、通常のICより低予算で導入できる。

 設置予定場所は国分ICから西に約2キロ、隼人東ICから東に約2.8キロの同市国分広瀬。近くを国分中心市街地や霧島神宮につながる県道国分霧島線(60号)が走る。

 市は国道10号の渋滞緩和や産業・観光の振興を目的に設置を要望。2022年9月に国の準備段階調査箇所に選定され、今回事業化が決まった。着工・完成時期は未定。

 中重真一市長は「スマートICの整備で来やすい街になる。市の発展につなげたい」と歓迎した。