ヘビ嫌いの建設業社長「つぶらな瞳にやられた」 好きが高じて専門店オープン 体長2メートルのサルバトールモニターも 霧島市

 2023/09/16 18:05
 鹿児島県霧島市隼人に、市内初のは虫類専門店「BUDDY」がオープンした。代表の八ヶ代栄二さん(49)は「動物園に行くような気持ちで、気軽に遊びに来てほしい」と呼びかけている。

 トカゲやヘビ、リクガメをはじめとするは虫類69種と、フェレットやフクロモモンガといった小動物8種が並ぶ。約2メートルのオオトカゲ・サルバトールモニターなどの大型種を取り扱う点が全国でも珍しいという。

 本業は総合建設業・八ヶ代建業(同市霧島永水)の社長。昔はヘビ嫌いだった。5年前に小学生だった次男が、2匹のヘビを飼い始めたのを機には虫類のとりこになった。「つぶらな瞳にやられた。飼育が楽なことも魅力」と笑う。

 買い集めたは虫類は60種を超え、飼育部屋が手狭になった。「は虫類好きを増やし、ファン同士の交流の場を作りたい」と専門店を開くことにした。

 本業の技術を生かした自家製の飼育ケージも販売。育て方の相談や取り寄せにも応じる。

 同市隼人町内山田1の3の31。営業時間は午前11時~午後8時。火曜定休。JR隼人駅から徒歩2分。0995(73)3183。