鹿児島・新スタジアム 徳重剛代表「安堵せず危機感持ち対応」 天文館PV後にユニ姿の人あふれる「地道な活動続ける」 鹿児島ユナイテッドFCにJ1ライセンス
2023/09/28 15:27

定例会見する鹿児島ユナイテッドの徳重剛代表=西原商会本社ビル
ホーム白波スタジアムの屋根カバー率がJ1基準を満たしていない中、「(J1昇格後)スタジアムを5年以内に新設し供用開始すること」を条件に例外規定が適用された。徳重代表は11月末までにJリーグ側に示す改善策について、これまでより丁寧に説明する意向を示した。
さらに鹿児島市が鹿児島港本港区北ふ頭で整備を目指す多機能複合型サッカースタジアムについて、「市、県と協力し、一つ一つ課題をクリアして着実に進めたい」と話した。
◇「鹿児島のエンタメ文化を変える時」
鹿児島Uの定例会見で徳重剛代表との主なやり取りは次の通り。
-スタジアム構想がなかなか進まない。
「簡単ではない話。クラブやサッカーに関わる人にとってはイメージしやすくてもサッカーに関心がない県民には理解されにくい。我々が、もっと努力しなければならない」
-なぜ専用スタジアムが必要なのか。
「Jリーグの基準があるから必要、とは思っていない。白波スタジアムは陸上競技場。(他のスポーツと併用するので)芝生に穴が空き、選手はプレーしにくい。屋根が小さいため、天候が急に悪化すると避難場所が足りず危ない。見る人や選手に優しいハコは今まで整備されてこなかった。鹿児島のスポーツやエンターテインメント文化を変える時だ。そうすればもっと面白くなる」
-スタジアムの必要性を伝えるにはどうすればいいか。
「サッカーで街が盛り上がるイメージを示すことが大切だ。先日、天文館で開いたパブリックビューイング(PV)の後は、ユニホーム姿で街を歩く人が多かった。近くにスタジアムがあると2週間に1回、街に人があふれる。こういった活動を地道に続けるしかない」
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