2両編成と勘違いし停車、ホームない場所でドア開き女子高生が転落 鹿児島市

 2023/10/28 21:13
 27日午後10時10分ごろ、鹿児島市田上町のJR広木駅で、鹿児島中央発川内行き普通列車(4両編成)が本来の停車位置より約20メートル手前に止まった。最後尾の4両目がホームにかからない状態でドアが開き、降りようとした女子高校生が約1.7メートル下の草地に転落した。JR九州によると、女子高生は手足を擦りむく軽傷。他の乗員乗客約150人にけがはなかった。

 同社によると、20代の男性運転士が2両編成と勘違いした。男性運転士は乗務歴約1年半。昨年9月、JR串木野駅(いちき串木野市)で停止位置を誤るオーバーランを起こした。

 JR九州は「けがをされたお客さまにおわび申し上げる。運転士への指導を徹底し、再発防止に努める」としている。