鹿児島県全域にプール熱警報 保健所別では鹿児島市、鹿屋、出水が警報レベル超える
2023/11/17 20:54

県健康増進課によると、6~12日に県内51の定点医療機関から報告があったのは157人と前週より61人増えた。1医療機関当たりの人数を保健所別で見ると、鹿児島市7人、鹿屋6.4人、出水4.67人が警報レベルを超えた。全国で感染者が多い傾向がある。
咽頭結膜熱は、アデノウイルスの感染によって起こる小児疾患。プールでの接触やタオルの共用で感染することがあり、プール熱と呼ばれる。5~7日間潜伏し、発熱や頭痛、喉や目の痛み、充血などが3~5日続く。せきやくしゃみによる飛まつや手指接触を介し、上気道や結膜から感染する。
黒崎光生課長は「アルコール消毒が効きにくいとされており、流水や石けんによる手洗いを徹底してほしい」と呼びかけている。
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