時計 2020/10/18 06:30

受難のストリートピアノ復活 4カ月ぶり音色響かせる 霧島市国分

復活したストリートピアノを演奏するミニライブ=霧島市の国分パークプラザ
復活したストリートピアノを演奏するミニライブ=霧島市の国分パークプラザ
 今年6月に壊された国分パークプラザ(霧島市国分)のストリートピアノが修復を終え17日、4カ月ぶりにお披露目された。同プラザでの復活セレモニーに集まった市民の前で、平和な街の象徴として市民に親しまれた音色とカラフルなデザインがよみがえった。

 ピアノは地元の模型店店主や、設置に携わった美術教諭らがボランティアで修復を進めていた。デザインを復元した後、丹念に磨き上げられ、以前より輝きを増した状態に仕上がった。

 ピアノが除幕されると会場から拍手が沸き、中には涙ぐむ人の姿も。記念のミニライブでは通りがかりの買い物客らも足を止め、復活を喜んだ。

 よく演奏していたという松原なぎさ小学校6年の北山芽依さんは「最初の音が聞こえたときはうれしくて感動した。また弾いてみたい」と話した。ピアノを管理する「こくぶ通り会連合会」の池田隆会長(55)は「平和で安心な街の象徴として、みんなで大切にしたい」と語った。

 ピアノは2012年に設置。多くの市民に親しまれていたが、今年6月13日朝に壊された状態で見つかった。その後、男性3人が霧島署に出頭、うち1人が器物損壊容疑で書類送検された。