時計 2020/11/21 11:00

珍チョウコレクションまた増えた! 小6が兄と自宅庭で採集したのは… 南さつま市笠沙

珍種をたくさん採集している片平永遠さん(右)と証君=南さつま市笠沙町赤生木
珍種をたくさん採集している片平永遠さん(右)と証君=南さつま市笠沙町赤生木
 南さつま市の笠沙小学校6年の片平証(あかし)君(12)が笠沙町赤生木(あこうぎ)の自宅庭で、迷チョウのアオタテハモドキを採集した。県立博物館によると、沖縄県の八重山諸島などに分布しており、鹿児島県内ではめったに見られない。

 台風が通過した9月末ごろ、同じくチョウ採集が趣味の兄永遠(とわ)さん(18)=加世田高校3年=と一緒に見つけた。翌日捕獲に成功し、図鑑でアオタテハモドキと分かった。

 羽の黒と青の模様が特徴。同館の中峯敦子学芸主事(49)は、青色が濃いためオスと確認した。「本土では冬を越せない。温かい時期に風に乗って飛来したのだろう」と話す。

 証君は兄に刺激されて採集を始め、兄弟で50種類ほど集めた。笠沙は迷チョウが多く台風の翌日は2人で探しにいく。2年前にはリュウキュウアサギマダラとスジグロカバマダラを見つけ、名付け会の先生たちの目をくぎ付けにした証君。「アオタテハモドキは青く光ってきれい。珍しい種類が増えてうれしい」と喜んでいる。