時計 2020/11/24 23:00

出水のカモ2羽、高病原性ウイルス検出されず 鹿児島県発表

南日本新聞ニュース
 鹿児島大学の遺伝子検査でA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出ていた出水市荒崎干拓地のオナガガモ1羽とスズガモ1羽の死骸について、鹿児島県は24日、同大の21日の確定検査で高病原性ウイルスは検出されなかったと発表した。

 15、16日にツル保護監視員が2羽の死骸を回収した。環境省は21日付で回収地点から半径10キロ圏内の野鳥監視重点区域を解除した。

 確定検査でオナガガモは高病原性ではないH2N9亜型が検出され、スズガモは陰性だった。陽性から陰性に変わった理由について県自然保護課は「遺伝子検査は死んだウイルスにも反応するため、過去にウイルスを持っていた可能性が高い」としている。

 同市では今月に入り、荒崎干拓地のツルのねぐらの水と、米ノ津川河口付近の野鳥のふんから高病原性ウイルスが検出され、いずれも採取地から半径10キロを監視重点区域にしている。