
鳥インフル「ここで食い止める」 24時間体制400人、夜徹し殺処分や防疫作業 鹿児島・さつま町

殺処分の作業を進める県職員=13日、さつま町(鹿児島県提供)
農林水産省から「高病原性の疑いが判明」と連絡が入ったのは13日午前4時ごろ。現場ではすぐに、白い防護服姿で待機していた県職員が殺処分を始めた。農場内では鶏を埋却するための穴を重機で掘る工程も同時に進められ、照明は夜通しついたままだった。
県職員は3交代で順次現場へ。第1陣の142人が作業を終え、第2陣が待つ鶴田体育館にバスで到着したのは午前10時半ごろ。一様に疲れ切った表情で、寒い中での作業が続いたため体を震わせている職員もいた。
20代の男性職員は「生きた鶏を捕まえるのはきつかった。感染拡大防止のためとの使命感で取り組んだ」。30代の別の男性職員は「鶏舎内では既に3割ぐらいの鶏が死んでいて驚いた。感染を広げないためには、早期の対応が必要だと痛感した」と話した。
有人の消毒ポイントは、さつま町内の6カ所に設置。同町求名の国道267号では、役場職員や建設業者ら8人が養鶏関係の車両を中心に作業を進めた。
動力噴霧機でタイヤや車体に丁寧に消毒液をかけていた建設業の60代男性は「養鶏農家は不安でたまらないはず。みんなで協力して、発生を何とかここで食い止めたい」と話していた。
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