時計 2021/02/14 13:00

大隅食材をチョコに 杵屋モン・ドールとキタダサルッガが共同開発 鹿屋

大隅の特産品で作ったチョコレート=鹿屋市北田町の杵屋モン・ドール
大隅の特産品で作ったチョコレート=鹿屋市北田町の杵屋モン・ドール
 鹿屋市北田町の菓子店「杵屋(きねや)モン・ドール」が、大隅の食材を使ったチョコレートを続々と商品化している。近くの特産品販売・情報発信拠点「KITADA SARUGGA(キタダサルッガ)」と共同開発を始めて5年目。毎年、新作を追加し、バレンタインデー向けに人気を集めている。

 杵屋は以前からバラやかのや紅はるかを使った菓子を作ってきた。2017年からチョコの開発を始め、現在はほうじ茶、玄米珈琲(こーひー)、花岡胡椒(こしょう)、モリンガ、佐多岬の塩「楽塩」、今年新たに加えたねじめびわ茶の6種類を販売する。玄米珈琲は表面にまぶした粒の食感が楽しく、モリンガは抹茶のような濃厚な味わいだ。

 食材はサルッガが提案し、杵屋店主、辻雅春さん(64)が試作を重ねて商品化を探る。カンパチみそや桑の実黒酢の変わり種を使ったこともある。辻さんは「素材を殺さずおいしく仕上げる加減が難しい。生産者が手間暇かけて大隅の大地で育てた素材を外に発信したい」と熱い。

 商品名「WOW(ワオ)」には、食べた時の驚きや「和」風の素材、生産者や消費者との「輪」の意味を込めた。サルッガの井上康代店長(35)は「リピーターがつき、生産者から素材の提案も来るようになった」と喜ぶ。

 1個172円、箱入り(6個)1350円。両店舗で夏前まで販売する。
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