時計 2021/03/03 06:30

鹿児島県内1月末 大卒内定81.8% 前年同月比4ポイント減

南日本新聞ニュース
 鹿児島労働局は2日、今春卒業予定の鹿児島県内の大学生の就職内定率(1月末時点)が、前年同月比4ポイント減の81.8%だったと発表した。4ポイント以上の減少はリーマンショック後の2009年度に10.5ポイント減を記録して以来で、新型コロナウイルス感染拡大の影響とみられる。短大生は89.2%(前年同月比2.6ポイント増)、高校生96.4%(同0.2ポイント減)だった。

 大学生の内定率減少について同局は「企業説明会の中止や休校など、新型コロナ感染拡大による就職活動への影響があった」と分析。高校生は「求人数とともに生徒数も減ったことから、前年同月の水準になった」としている。

 県内就職を希望する大学生の内定率は77.1%(前年同月比3.1ポイント減)、高校生94%(同0.4ポイント減)。短大生は同4.4ポイント増の88.9%だった。

 同局は、県内を希望する短大生の内定率増加について「保育士などの資格を持つ学生は例年、県外志望が多いが、コロナ禍で県内を選ぶケースが増えたため」とみている。

 求人倍率は大学生2.48倍(同0.11ポイント増)、短大生3.39倍(同0.20ポイント増)、高校生1.58倍(前年同月比0.07ポイント増)。求職者数は大学生1802人(うち県内882人)、短大生693人(同594人)、高校生3435人(同1946人)、だった。

 鹿児島労働局は、未内定大学生への支援策として、インスタグラム開設による情報発信のほか、「新卒応援ハローワーク」でオンライン職業相談を実施している。