時計 2021/03/03 12:30

絡まる衣類ハンガー見てピンときた 意匠登録出願したグッズは高校生考案 種子島中央高校

優秀賞を喜ぶ種子島中央高校の(右から)戸田真夏斗さん、上浦丈一郎さん、浜田蘭さん=中種子町野間
優秀賞を喜ぶ種子島中央高校の(右から)戸田真夏斗さん、上浦丈一郎さん、浜田蘭さん=中種子町野間
 中種子町の種子島中央高校情報処理科3年生が家事手伝いからヒントを得て考案した「衣類ハンガー収納具」が、2020年度デザインパテントコンテスト(文部科学省など主催)で、意匠登録の支援対象となる優秀賞に選ばれた。特許庁に2月下旬、意匠登録を出願した。

 戸田真夏斗さん、上浦丈一郎さん、浜田蘭さんが手掛けた。新型コロナウイルス感染拡大防止の休校期間中、戸田さんが自宅の洗濯干しを手伝った際、かごに入れていたハンガーが絡まり、取り出しにくいと感じたのが開発のきっかけだった。

 3人でコンピューター利用設計システム(CAD)を使って設計。さまざまな種類のハンガーを計測し、収納・保管できるようにした。二つのフックで物干しざおに固定すれば、ハンガーを整理しながら作業ができる。

 3人は卒業後、大学や専門学校など異なる道に進む。「何げない日常の中にアイデアの種が眠っていることを実感できた。今後もこの経験を生かしたい」と口をそろえた。

 情報処理科は知的財産教育に力を入れ、2017年度から同コンテストに挑戦している。優秀賞は初年度以来3年ぶり。