時計 2021/03/24 10:30

ソフトボール五輪代表 川畑瞳選手「金メダルで恩返し」 走攻守万能の内野手

オンラインで東京五輪代表発表会見に出席し、決意を語る川畑瞳
オンラインで東京五輪代表発表会見に出席し、決意を語る川畑瞳
 走攻守三拍子そろった万能型内野手が、初めての大舞台に挑む。23日、女子ソフトボール東京五輪代表に選ばれた川畑瞳(デンソー)は、「金メダルを取って、日本の皆さんの期待に応えたい」と力強く語った。

 日本リーグ1部で二塁手と三塁手でベストナインを獲得したように、複数のポジションを守れるのが強み。昨季の開幕戦で2本塁打を放つなど、フルスイングが身上の力強いバッティングも魅力だ。

 ここ数年で代表に定着し、2018年にインドネシアであったアジア大会では優勝に貢献。自国開催の五輪代表にも、内野手5人の一角に名を連ねた。「代表活動で学んだ多くの経験を生かし、自分の役割を全うする」

 新型コロナウイルスの影響で東京五輪の1年延期が決まった際には「正直、気持ちが切れてしまった」と明かす。苦しい状況の中、他競技の選手たちが会員制交流サイト(SNS)で活動を発信する様子に刺激を受け、再び奮い立って激しい選考争いを勝ち抜いた。

 小学6年生だった08年の北京五輪。激闘を制して金メダルに輝いたメンバーの姿がまぶしかった。当時憧れていた大エース・上野(ビックカメラ高崎)のチームメートとして出場できることに「本当にうれしい」と声を弾ませる。

 目標の世界一に立ちはだかるのは宿敵米国。16、18年と2度出場した世界選手権では、いずれも決勝で敗れた。3大会ぶりに競技が復帰する五輪は、雪辱を果たす絶好の機会。「流れを変える働きをしたい。支えてくれた人たちに結果で恩返しする」と闘志を燃やした。