時計 2021/04/10 20:00

近距離移動をスマートに 電動車いす「WHILL」 鹿児島トヨタが取り扱い開始

「WHILL Model C2」で段差の走行を実演する担当者。右手のレバーで進行方向を操作する=9日、鹿児島市の鹿児島トヨタ自動車
「WHILL Model C2」で段差の走行を実演する担当者。右手のレバーで進行方向を操作する=9日、鹿児島市の鹿児島トヨタ自動車
 鹿児島トヨタ自動車(鹿児島市)は本社ショールームで9日、取り扱いを始めた近距離モビリティ(電動車いす)「WHILL(ウィル) Model C2」のメディア向け発表会を開いた。高齢者や歩行に困難を抱える人々の新たな移動手段として普及を目指す。

 ウィルは近距離用モビリティを開発販売する「WHILL」(東京)の製品。免許が要らず、歩道を走行できる。デザイン性に優れ、小回りが利くのが特長。スーパーなどの施設内に乗り入れ可能で、分解して車に積める。5時間の充電で18キロ程度走る。

 県内の自動車ディーラーでウィルを販売するのは鹿児島トヨタが初めて。公共交通の空白地帯で移動の可能性を広げ、歩行中の転倒リスクも防げると期待する。諏訪純常務(43)は「運転免許の返納は今後増える。高齢化が進む鹿児島で、車を卒業した後の移動手段の支えとなれば」と話した。

 メーカー希望小売価格47万3000円。本社から販売を始め、順次県内全域へ展開する。
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