2021/08/26 12:25

新旅客船ターミナル整備2年遅れ マリンポートかごしま 米大手船会社、コロナで計画見直し 鹿児島県発表

マリンポートかごしま=2020年11月、本社チャーター機から撮影
マリンポートかごしま=2020年11月、本社チャーター機から撮影
 鹿児島県は25日、官民連携して2022年3月完成を目指していたマリンポートかごしま(鹿児島市)の新旅客ターミナル整備が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で24年春まで2年程度遅れる見通しになったと発表した。

 CIQ(税関、出入国管理、検疫)機能を持つ新ターミナルは、米大手船会社ロイヤル・カリビアン・グループが整備主体。県港湾空港課によると、ロイヤル社から新型コロナのためアジア地域の運航回復が見込めず、投資計画を見直すとの連絡が6月にあり、協議を進めてきた。完成は遅れるものの、建設や運用開始に責任を持つことを確認したという。既存のターミナルで引き続き対応する。

 マリンポートでは現在、国が既存の岸壁を延長し、世界最大の22万トン級クルーズ船が接岸できる新岸壁(長さ410メートル)を、県は観光バスを100台以上収容できる駐車場をそれぞれ建設中で、ともに22年3月完成を見込んでいる。訪日客誘致へ向け、鹿児島港は官民連携で整備を進める「国際旅客船拠点形成港湾」の一つ。
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