2021/09/06 11:50

JR九州駅別乗車人員 鹿児島中央3割減、指宿は4割減 コロナ下、越境移動や旅行自粛響く 20年度

 JR九州が公表した2020年度駅別乗車人員(1日当たり)で、鹿児島県内では、鹿児島中央駅が19年度に比べ3割を超える落ち込みとなったほか、指宿駅は4割以上減って下落幅が最大だった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、県境を越えた移動の自粛や旅行需要の落ち込みが響いた。

 鹿児島中央の20年度の乗車人員は1万4013人で、19年度比で30.9%減。九州新幹線停車駅では川内28.5%減、出水28.4%減だった。

 指宿は391人で42.2%減。鹿児島中央と結ぶ観光列車「指宿のたまて箱」(1日3往復)は運行開始以来平均乗車率8割で推移してきたが、20年度は利用が低迷し、減便・運休した時期もあった。

 県外で落ち込みが大きい駅は、70.6%減の由布院(大分)、52.7%減のハウステンボス(長崎)などで、JR九州は「コロナ下で観光客の割合が大きい駅ほど影響を受けた」と分析している。
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