2021/09/25 20:32

鹿児島-大阪 新幹線使った荷物輸送10月に実験 JR九州、JR西、佐川急便 事業化も視野

JR九州と佐川急便が連携し、九州新幹線で宅配便を運ぶ「貨客混載」事業の出発式=5月18日、JR鹿児島中央駅
JR九州と佐川急便が連携し、九州新幹線で宅配便を運ぶ「貨客混載」事業の出発式=5月18日、JR鹿児島中央駅
 JR九州は24日、JR西日本、佐川急便と連携し、宅配便を九州・山陽新幹線で運ぶ貨客混載の実験を10月1日に行うと発表した。5月に佐川と鹿児島中央-博多で九州新幹線による荷物輸送を始めており、直通便のある新大阪まで延ばした場合の事業化の可能性を探る。

 鹿児島中央から新大阪まで4時間弱で結ぶ新幹線「みずほ」を利用し、いちき串木野市の串木野港で水揚げされたクルマエビを大阪市内のレストランに届ける。港やレストランと駅の間は佐川急便が運ぶ。集荷先からの所要時間は約7時間半で、通常のトラック配送の3分の1程度で済むと見込む。

 JR各社は新型コロナウイルス感染拡大で利用者が減る中、新たな収益源として新幹線での荷物輸送に力を入れる。

 JR九州も2月、JR西と山陽新幹線を使った鹿児島中央-新大阪の輸送実験を実施していた。JR西では今回の結果を踏まえ、博多-新大阪で佐川急便との事業化も検討する予定としている。
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