144年前 コレラ防疫に奔走、殉職の巡査 遺志継承 後輩ら墓前に誓う 鹿児島・さつま

 2021/10/04 20:45
内藤智道巡査の墓参りをするさつま警察署員=さつま町宮之城屋地
内藤智道巡査の墓参りをするさつま警察署員=さつま町宮之城屋地
 さつま警察署員6人は9月28日、コレラで144年前に殉職した内藤智道巡査のさつま町宮之城屋地の墓を訪れた。命日に手を合わせ、コロナウイルスの感染拡大防止に努めながら業務に励むことを誓った。

 内藤巡査は新潟県出身。1877(明治10)年7月にさつま警察署の前身の宮之城警視分署に配属された。流行していたコレラの防疫活動に当たる中で発症し、同年9月28日に31歳で亡くなった。

 姫野勝範署長らが線香を立て、しのんだ。内藤巡査の享年と同じ年の田畑美紀さんは「現在と似たような状況で住民のために奔走していたのだろう。思いを引き継いで働きたい」と話した。署員は月命日にも墓参している。