7日にも警戒基準「2」に下げ 鹿児島県 県民向け旅行割引再開へ 新型コロナ

 2021/10/06 09:00
 鹿児島県の塩田康一知事は5日、新型コロナウイルスの警戒基準について、7日にも「ステージ3(感染者急増)」から「ステージ2(漸増)」に引き下げる考えを明らかにした。南日本新聞の取材に答えた。12日までとなっている県民向け旅行割引「今こそ鹿児島の旅第2弾」の停止期間はステージ引き下げに合わせて前倒しし、利用や販売を再開する。

 対策本部会議を7日開き、正式決定する見通し。コロナ対策の徹底を引き続き呼び掛ける「感染拡大警戒期間」は継続する。

 直近1週間の新規感染者数は16人まで減少し、3日は感染者の確認がなく、194日ぶりにゼロとなった。病床使用率も1桁台が続いている。塩田知事は「リバウンドや再拡大する状況ではないと考えている」と語った。

 1人1泊当たり最大5000円の割引を受けられる「今こそ-」は、国の観光需要喚起策「Go To トラベル」停止に伴う国庫補助事業。新型コロナの警戒基準ステージ2以下が実施の条件となっている。県独自の県民向けプレミアム付き「かごしま旅クーポン」は利用自粛を9月末で終了している。

 県内の感染状況はステージ4(感染者爆発的拡大)だった9月後半時点で、警戒基準の主要7項目がステージ3の指標を下回っていた。シルバーウイークで人の流れが増えたこともあり、一気にステージ2までは下げず、「10月に1週間程度様子を見たい」としていた。