〈衆院選鹿児島〉バッジ外した前職5人、地元へ 「必ず戻る」

 2021/10/15 08:18
 14日の衆院解散で議員バッジを外した鹿児島県関係の前職5人は地元へ急いだ。「必ず国会へ戻る」と決意を新たにした。

 森山裕さん(76)=自民、鹿児島4区=は国対委員長の通算在職日数を歴代最長の1534日で終え、解散後もあいさつ回りなどに追われた。新型コロナウイルス収束後の経済対策などを争点に挙げ、「長期的な視野と財政規律を踏まえた政策が必要だ」と自公政権の継続を訴えた。

 岸田政権で党の経済成長戦略本部長に就いた小里泰弘さん(63)=同、3区=も「経済再生」を強調。「地方の未来をいかに形作るか。選挙戦では4年間の成果や実行力を訴え、やれるだけのことやる」と意気込んだ。

 「今回は政権運営能力を問う選挙だ」と位置付けるのは、金子万寿夫さん(74)=同、2区。農業や観光、離島振興策の継続性を強調し、「何としても地方の課題に取り組んでいかないといけない」と話した。

 比例九州から初めて鹿児島1区で選挙に臨む宮路拓馬さん(41)=同=は「手探りな面もあるが、石にしがみついてでも勝ち抜く。人口減少の中、弱い立場の人にも優しい政策で新たな需要を創り出す」と力を込めた。

 県内で唯一の野党議員だった川内博史さん(59)=立憲民主、鹿児島1区=は「政治の在り方を問う選挙だ」と強調。「コロナ禍で人々が苦労する中、森友・加計学園問題など多くの疑惑で説明責任を果たさず、党利党略を優先させてきた。今こそ政治を変える時だ」と訴えた。