衆院選鹿児島 事務所開き、宛名書き… 短期決戦へスタッフ奔走

 2021/10/15 07:38
ため書きを貼る事務所スタッフ=14日、鹿児島市
ため書きを貼る事務所スタッフ=14日、鹿児島市
 14日の衆院解散を受け、衆院選に立候補を予定する鹿児島県内の各陣営は短期決戦に向けて準備を急いだ。

 鹿児島1区で立候補を予定する自民党前職宮路拓馬さん(41)の陣営は、鹿児島市上之園町の事務所で、日に日に増える友好団体の推薦状や必勝を祈願する「ため書き」の設営に励んだ。県都で臨む初の選挙戦。浮動票や無党派層を見据え、会員制交流サイト(SNS)の活用も強化し、候補者の動きをこまめに発信していく。

 この日は、党公認を競い比例九州に回った保岡宏武さん(48)の陣営の事務所開きが同市荒田1丁目であり、支援者が気勢を上げた。宮路さんの秘書田中彰吾さん(32)は「2人とも必ず当選できるよう互いに協力し勝ち抜きたい」と語った。

 立憲民主党県連は8月末の組織立ち上げから2カ月足らずでの選挙戦。1区から立候補を予定する前職川内博史さん(59)の同市新町の事務所では、スタッフ約20人がはがきの宛名書きや、16日の事務所開きに向けた準備を急ピッチで進めた。

 選対副委員長の原園正敏さん(58)は「選挙日程の前倒しには驚いたが、印刷物のデザイン固めや選挙カーの乗員確保を進めてきた。準備は整いつつある」。立民県連代表代行の柳誠子県議(61)は「県連が発足して間もないのは関係ない。自公政権継続の是非を問い、選挙区での勝利と比例票の上積みを目指す」と意気込んだ。

 4区に挑む社民党新人米永淳子さん(58)の鹿屋市本町の後援会事務所でも、公示後にポスターを張り替える場所の確認やチラシ配布の準備が着々。山崎博事務局長(72)は「選挙日程が見込みより早まり忙しくなったが、ゴールに向けて粛々とやるだけだ」。2区に新人の松崎真琴さん(63)を擁立予定の共産党県委員会の桂田成基副委員長(73)は「普段の倍以上の仕事量。市民と野党で協力して政権交代を実現したい」と力を込めた。
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