〈衆院選鹿児島4区の情勢〉保守地盤 社民、N党の新人2氏が挑む

 2021/10/20 13:00
 19日公示の衆院選で、鹿児島県の4選挙区は1、3区に各2人、2、4区に各3人の計10人が立候補した。前職4人を擁立し組織戦で保守王国の維持を図る自民に対し、立民、共産、社民は候補者を一本化。初めて全選挙区で共通政策を掲げた統一候補が対峙(たいじ)する。鹿児島4区の構図をまとめた。

 7期目を目指す自民前職の森山裕氏(76)に、社民新人の米永淳子氏(58)、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」新人の宮川直輝氏(48)が挑む形となった。

 森山氏はこの4年間、党国対委員長を務めた。多忙を極めながらも、地元で小まめに国政報告会などを開催。前回得票率が最低の霧島市(63%)では、組織の再構築を図るなど準備を進めてきた。

 米永氏は4期14年務めた鹿屋市議を3月末で辞職。街頭立哨やチラシ配布を精力的にこなしながら認知度向上に努めてきた。森山氏の出身地でもある鹿屋市でどれだけ票を獲得できるか注目される。

 N党新人の宮川氏は、党の方針で東京12区から九州の選挙区に変更。「分断なき社会の実現」のほか、NHKスクランブル化を掲げる。さいたま市から霧島市に拠点を移し、独自の活動を展開する。
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