グッドデザイン賞 高級ヴィラリゾート「伝泊 The Beachfront MIJORA」(奄美市)が金賞

 2021/10/21 21:27
金賞を獲得した「伝泊 The Beachfront MIJORA」(グッドデザイン賞ホームページより)
金賞を獲得した「伝泊 The Beachfront MIJORA」(グッドデザイン賞ホームページより)
 2021年度グッドデザイン賞が発表され、鹿児島県から5件が選ばれた。奄美イノベーション(奄美市)の高級ヴィラリゾート施設「伝泊 The Beachfront MIJORA」が特別賞の金賞を獲得した。

 奄美イノベーションは建築家の山下保博氏が代表を務め、古民家をモダンな宿泊施設に改修する取り組みなどを通し、観光客や地域住民の交流を促進している。

 「伝泊-」は19年7月に、奄美市笠利の海岸に開業した。伝統建築「高倉」をイメージした焼き杉の天井や自然との境界をなくすため1枚ガラスを採用したデザイン性の高さに加え、建築家自らが運営しまちづくりに貢献する点が評価された。山下代表は「何百年と続いてきた集落独自の文化を今後とも守っていきたい」と話した。

 社会福祉法人太陽会の「しょうぶ文化芸術支援センター アムアの森」(鹿児島市)は、障害者福祉施設しょうぶ学園の活動と地域コミュニティをつなぐ役割が認められ、ベスト100に選ばれた。ヤマサハウス(同市)が手掛けた住宅商品「グランフェクト~絆の家~」と戸建て住宅の2件、島津興業(同市)が仙巌園内に建てた「鹿児島世界文化遺産オリエンテーションセンター」も受賞した。

 主催する日本デザイン振興会によると、21年度は5835件を審査し、1608件が受賞した。うち金賞は20件だった。