曽木発電所遺構 22年春に復旧着工 7月大雨で被災、検討委が初会合 鹿児島・伊佐

 2021/11/16 11:55
7月9日夜から10日の大雨でれんがが崩れた曽木発電所遺構=7月11日、伊佐市(同市提供)
7月9日夜から10日の大雨でれんがが崩れた曽木発電所遺構=7月11日、伊佐市(同市提供)
 7月の大雨で壁が壊れた曽木発電所遺構(伊佐市)の復旧を検討する委員会の初会合が15日、市役所大口庁舎であった。国土交通省鶴田ダム管理所は2022年春をめどに着工する方針を示した。

 遺構が姿を現す4月から9月にしか現地で作業ができないことなどを説明。22年度は主に進入路整備や回収した壁のれんがを補強するなどし、23年度から本体工事に入る。

 委員会は国のほか、県や市、観光協会など15団体で構成する。三浦錠二委員長(同ダム管理所長)は「地域の大切な観光資源。早急に復旧できるよう努めたい」と話した。

 曽木発電所は大口牛尾金山への電力供給のため1909(明治42)年にできた水力発電所跡。2006年に国の登録有形文化財に指定され、市を代表する観光名所となっている。
広告