鹿児島黒牛の魅力伝える「ウシ娘」 体張って子どもに畜産教える

 2021/11/26 20:36
牛の尻の大きさを測る道具で実演する和牛女子のメンバー=20日、霧島市隼人
牛の尻の大きさを測る道具で実演する和牛女子のメンバー=20日、霧島市隼人
 霧島市と姶良市、湧水町で肉用牛を飼育する女性でつくる「姶LOVE(あいらぶ)和牛女子」が20日、霧島市隼人のJAあいらで小学生に体験教室を開いた。和牛の豆知識紹介や試食を通して、鹿児島黒牛の魅力を伝えた。

 和牛女子は和牛の消費拡大と2022年に同市で開かれる第12回全国和牛能力共進会を盛り上げようと、20年に発足。37人が小学校への出前授業や会員制交流サイトでの情報発信、牛肉レシピの開発などに取り組んでいる。

 体験教室はJAが管内の小学生を対象に毎年開く「ちゃぐりんスクール」の一環。児童と保護者約30人が参加した。

 グループの永田佳美さん(32)=姶良市蒲生=ら4人が、牛の名前は雌牛はひらがな、雄牛は漢字で表記する決まりや、個体識別番号が記された耳標について解説。子どもたちはAコープ国分店が提供したA5ランクの鹿児島黒牛のロースとモモ肉を焼いて味わった。

 霧島市の富隈小5年三輪晃寿君は「牛農家になるのもいいなと思った」と興味津々の様子。永田さんは「鹿児島黒牛を見たことのない人が多い。若い人にこそ関心を持ってほしい」と話した。