「船内で乗客の感染確認」 「フェリーとしま」で新型コロナ対応訓練

 2021/11/27 10:30
感染疑いの乗客を想定し訓練する「フェリーとしま2」の船員ら=26日、鹿児島市の鹿児島港
感染疑いの乗客を想定し訓練する「フェリーとしま2」の船員ら=26日、鹿児島市の鹿児島港
 十島村は26日、村営船「フェリーとしま2」で新型コロナウイルス感染疑いの乗客が確認されたと想定し、鹿児島市の鹿児島港に停泊中の同船で対応訓練を実施した。三島村との合同開催で、両村の職員ら約40人が水際対策への理解を深めた。

 訓練では、体調不良を訴えた乗客を隔離するための個室を準備。職員たちは同室者への対応、船長と保健師、保健所との連絡体制、必要な物品などを確認した。

 助言者として参加した鹿児島大学病院感染制御部の川村英樹副部長は「ウイルスを船内で広げないためには早急な消毒が必要」と指摘。「感染者が出たときに慌てないために、事前の準備が重要になる」とし防護服の着脱方法も指導した。

 乗組員の澤翔太さん(30)は「多くのことを学べた。船内で感染者が出ないことが一番だが、万が一に備えたい」と話した。
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