馬毛島基地計画 島内市道の通行「国の許可不要」 西之表市長が見解

 2021/11/30 09:05
八板俊輔・西之表市長
八板俊輔・西之表市長
 西之表市の八板俊輔市長は29日の市議会一般質問で、米軍機訓練移転と自衛隊基地整備が計画されている馬毛島の3市道について、「国の許可を得るまでもなく、市道を通過して市有地(馬毛島小中学校跡地など)に行くことは可能」との見解を示した。市は根拠として道路法の「私権の制限」を挙げている。

 一方で市は本年度、小中学生の体験活動や市史編さん調査のため、計17回にわたり防衛省に島への立ち入りを求めたと報告した。八板市長は「市が許可なく入島すれば市民も倣う可能性があり、トラブルになりかねない」と説明した。

 島の大半は開発会社タストン・エアポート(東京)から買収した防衛省が所有し、市道の敷地は国有地か同社の土地。同社は市道の廃止を市に求めており、防衛省も通行には同社の同意書を添付した立ち入り申請が必要としている。
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